cafoocaのこと

決意

沖縄県内では漁業被害を減らすためにイタチザメなどの大型のサメが年間に約200頭ほど駆除され今までそのほとんどが処分されていました。
そのサメの革を活用し沖縄の新たな特産品・地域に特化したブランドにしたいと思い2019年にcafoocaを立ち上げました。

契機

高校卒業後、県内の革製品工房に就職し7年間務め、革職人として腕を磨かせていただきました。
サメ革に目を向けたきっかけは、21歳の頃、漁師の友人から「サメの皮で財布を作って欲しい」と言われた事です。
気になって調べてみると宮城県気仙沼で水揚げされているヨシキリザメのサメ革が製品化されている事を知りました。
さらにいろいろ調べてみると沖縄近海でサメが駆除されている事を知り、沖縄県産のサメ革を使ってモノ作りをしたいと思い行動に移しました。
県内各地の漁協へ連絡をし、駆除の時期などを聞き取り、本島南部の漁港などで漁師の許可を得て漁港に出向いて自ら包丁を握りサメを捌き皮を剥ぎました。

感謝

はじめは要領がつかめず一頭捌くことに2〜3時間もかかりました。
漁協の方や漁師の方、地元の先輩から捌き方を教えていただき今では一頭約30分で捌けるようになりました。
剥いだサメの皮は長野県にある皮革製造・加工メーカーの「株式会社メルセン」さんへ送り鞣し加工「皮から革にする加工」をしてもらい、戻ってきた革を製品化しています。

魅力

サメ革には独特な模様や風合いがあります。耐久性に優れていて傷がつきにくくなおかつ海の生き物なので水にも強い。とても魅力あふれる革です。

cafooca / カフーカの名前の由来

沖縄の方言で幸せを意味する「カフー」
サメを意味する「フカ」
この二つを掛けあわせて「カフーカ」です。

商品の売り上げの一部は、
「沖縄県内の児童養護施設」「首里城再建」「被災地宮城県気仙沼」へ
寄付させていただきます。

cafoocaの商品を持ってくれている人や、
cafoocaの活動に関わってくれている人が
幸せになれるようなブランドにしていきたいです。